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受け入れるしかない無力感を感じた夜

Oct 18, 2024

最近急に治安が悪くなったと感じる。都内の話じゃない。つくばの話だ。

3年前はこうじゃなかった。とはっきり言えるほど、治安が悪くなってきている。自分の家の近くにあるセブンイレブンは、毎週金曜日になると駐車場が外国人の飲み会パーティー会場に早変わりする。大学からの帰りにフラっと寄れるセブンが今や車を駐車することもできずにただ素通りする場所となってしまった。

治安というのは気づいたら手遅れなんじゃないかと思う。夜の物静かなセブンで安くなった惣菜をゆっくり選ぶ時間は帰ってこない。

やめてくれと言える規模でもなくなり、あっという間に収集がつかないレベルにまで悪化した。多分セブンの店長もお手上げだから何も変わらないのだと思う。

社会情勢だったりとか、人口問題だったりとか、引き合いに出されたら受け入れなければいけない問題がごまんとあるこの世の中で、諦めなければならないことは多々あることは十も承知だ。

ただ、自分がただ普通に暮らしていて、普通に思っていた、ほんのちょっとした日常が、こんなにもあっさりとなくなってしまうなんて、あまりに無力感を感じざるを得ない。

何かを作って、解決する、デザインというものを学んできたけど、あれは机上の空論だったと思い知らされる。

もっと身近なところに、とんでもない課題が潜んでいる。そしてそれは直接的に自分に押し迫っている。

何かできることはないか。そんなことを思っては、受け入れるしかないのかと、行ったり来たりする自分に無力感を感じて、今日もセブンの前を通り過ぎる。