ウツリカワリ展

誰か!吊り革の代わりを探してくれ!

  • 概要

    筑波大学有志による企画展示

  • 担当

    企画、作品制作、会場設計

  • 期間

    2024.06 - 2024.07

かわいい吊り革から、ちょっとアリかも...な吊り革まで筑波の学生が送る、吊り革のウツリカワリ

「こんなつり革はイヤだ」という大喜利で盛り上がったのをきっかけに、実際に様々な吊り革を作って展示してみようと有志で企画したプロジェクト。デザインだけでなく、現代アートや彫刻の学生も集まり、それぞれの制作スタイルによって個性のある吊り革が集まった。ギャラリーを架空の「筑波大学駅」として見立てて、電車が停車したような展示空間を設計した。多くの鑑賞者に来場いただき、いつかは本当の電車で展示したいと思ってやまない。

吊り革の大喜利で盛り上がる

大学の有志たちと、「こんな吊り革はイヤだ」というお題で盛り上がったのをきっかけに、これを実際に作って展示してみたら面白のではないかという話になり企画。ホワイトボードに各々のアイデアを描き、かなりの数を作れそうなことがわかった。

電車のようなギャラリー空間の設計

本当は電車の中に展示したかったが、難しかったので、大学のギャラリーを電車に見立てて展示
する方法を検討。什器の設計や、中吊り広告の配置など、「電車っぽさ」とは何か悩みながら詰
めて行った。


吊り革らしさを研究する

いくつかプロトタイプを作ってみたが、意外にも「吊り革」らしさを再現するのが難しいことに気づいた。そこで実際に吊り革を買って分解することで、何が吊り革たらしめるのか研究した。


5日間限定の電車を施工

カッティングシートを使って、JR 線によくみられる「ラインカラー」を模した装飾を行った。また、中吊り広告や、電車内のステッカー、ノベルティの切符など、細かい要素をみんなで作り込んだ。


総勢21個の吊り革

サラリーマンシリーズ

電車と聞いて真っ先に浮かぶのは、サラリーマンのみなさんだった。平日の満員電車のどんよりとした空気感、ある意味日本らしさが詰まっていると思う。そんな風景を思い浮かべながら、ちょっとダークで、でもクスッと笑えるような、吊り革を制作した。

ピースの吊り革

指をひっかけるとみんなピースになる吊り革。日本の平日夕方の電車はあまりに空気が重すぎる。仕事で疲れた人々が死んだ顔で吊り革を掴んでいるのを見て、せめて、せめて手だけでもピースしてくれ、と思って制作した。

手錠の吊り革

手錠の吊り革。吊り革に腕ごと通して掴まっているサラリーマンを見かける。電車に捕まって、このままどこか(会社)に連れて行かれてしまうんだな... と、そんな妄想をして制作した。

吊り革にされたとある男

触ると急に喋り出す吊り革。電車でうたた寝していたサラリーマンが、なぜか吊り革になってしまっていた... 通勤中の居眠りから始まる、短編吊り革物語。

... グゴっ!! んん、眠ぃ...
え、ちょなに触ってんですか!びっくりしたぁ。急に触らないでください!
うわ、てかここどこ駅だ...?完全に寝坊だ... 通勤中に仮眠して...
それから... あれ、それからどうなったんだっけ...
あれ、僕なんでこんな高いところにいるんだ?なんだこの白くてまるい格好。
... いや、そんなはずは...
もしかして... 僕、吊り革になってます?

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