長谷川 泰斗

TAITO HASEGAWA

1998 / 茨城県生まれ

2019 \ 茨城工業高等専門学校 電子制御工学科 卒業

2019 / 筑波大学 芸術専門学群 情報・プロダクトデザイン領域

PRODUCT / UIUX / GRAPHIC / PLANNING

PORTFOLIO

VER

4.0.1

DESIGN

AND

DEVELOP

BY

TAITO HASEGAWA

2022

FIRE.IO

区切る、デジタル。

PRJECT / EVENT / GRAPHIC / DESIGN

  • 概要

    創造学群表現学類

  • テーマ

  • 担当

    デザイン / 制作

  • 期間

    2021.10 - 11

1.CONCEPT

区切る、デジタル。

2.BACKGROUND

筑波大学 創造学群表現学類という授業では、各テーマごとにチームに分かれ、そのテーマに対してアート・デザインの視点から表現を行う。我々ソーシャルチームは、「ソーシャルメディアと私たち」をテーマに取り組んだ。

2-1.ソーシャルメディアと私たち

マスメディア→ソーシャルメディアへの変遷によって、誰もが情報を発進できるようになり、その情報自体もプライベートから社会問題まで広範囲になった。今まで見えていなかった問題や社会問題が可視化されるようになり、一方では幸せや感動を簡単に他人に共有することができるようになった現代。

2-2.私たちは、疲れている。

同じタイムライン上に、ソーシャルとプライベートな話題が混ざり合うことで、社会と個人の境界が曖昧になっている。友達の幸せそうな投稿のすぐ次には、社会問題を提起する重大な話題が連なる。そんな現状に私たちは、想像以上に疲れている。スマホを一度置いて、自分にゆっくり向き合う時間を作れないか。


2-3.区切る、ソーシャル

今、人は炎上に集まっている。かつて、ヒトは炎に集まっていた。
いつの時代も、人は「炎」に集まっている。かつての原始人が焚き火に集まっていたように、焚き火は最古の平和なソーシャルツールなのではないかと考察した。現代人に必要なのは、炎上ではなく、炎だ。


3.FIRE.IO

現代のソーシャル疲れに対し、焚き火という区切りを提供することで、ソーシャルメディアとの適切な距離を生み出すイベント。

3-1.スマホと引き換えに薪をもらうシステム

ソーシャルとの距離感が必要というのは自覚していても、自ら距離を取るのは難しかったりする。FIRE.IO では、スマホを預かる代わりに薪を渡すことで、強制的にスマホと距離を取ることができる。


3-2.ヒノキでできた管理タグ

現代人は、右ポッケにスマホがないと落ち着かない。そこで、管理番号が刻印された木札を渡すことで、スマホの分身とした。木札は、ヒノキの木板にレーザーカッターで刻印することで制作した。



3-3.立て看板の設置

FIRE.IO を、アイコニックに伝えるため、火で焦げたような立て看板を設置。薪の交換所としても機能することで、円滑なイベント運営に繋がった。



3-4.フィジカルでの広報に限定

ソーシャルと距離を置くことを謳っておきながら、ソーシャルメディアで広報をしてしまったら本末転倒である。FIRE.IO では、紙のフライヤーと、焚き火の煙のみで広報を行った。


4.持続可能なイベントへ

イベント開催時、参加してくださった一般の方から、「このイベント、私もやってみていいですか?」と声をいただいた。自分たちだけで運営するだけでなく、みんなができる持続可能なイベントにするため、FIRE.IO GUIDELINE & KITを作成し、オープンソースな焚き火イベントとしてデザインした。



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